· 

ウォーキングベースラインを作曲する際の規則

 

ウォーキングベースラインを作曲する際の規則

規則1
各コードの最初の音はそのコードのRootにしなければいけない。

規則2
規則1の‘’各コードの最初の音はそのコードのRootにしなければいけない。‘’には例外が2つある。
①4分の4拍子で1小節にコードが1つの場合で逆循環コード進行以外のコード進行の後続和音のみ最初の音をRootにしなくても良い。
②長調の|Ⅱm7 Ⅴ7|Ⅰ |(Ⅱ-Ⅴ-Ⅰ)と云うコード進行の場合は3つあるそれぞれのコードの最初の音はルート以外の音でも良い。

規則3
メジャーコードからメジャーコードのみ有効の|R M7th P5th M3rd|R M7th P5th M3rd|と云うフレーズも規則の1つである。

規則4
主調のⅡ-Ⅴ-Ⅰで例えばB♭M7/ⅠM7への|Cm7/Ⅱm7|F7/Ⅴ7|B♭M7/ⅠM7|と云うコード進行の際にのみ使える規則で|Cm7 R M9th D♯ E|F7 R M9th G♯ A|B♭M7 R ~|と云うフレーズがある。これは1小節目と2小節目の3拍目と4拍目がそれぞれ次の小節の1拍目のRootにダブルクロマチックアプローチノートで進行しているフレーズになります。

規則5
規則1の補足である。
①4分の4拍子で1小節にコードが1つの場合は1拍目にRootを、2拍目と3拍目はお好みのコード構成音を、そして4拍目は次のコードのコード構成音の内のRootに近いコード構成音を配置します。
②4分の4拍子で1小節でコードが2拍づつ変わる場合は1拍目にルートを、2拍目に次のコードのコード構成音の内のルートに一番近いコード構成音を、3拍目にRoot音を、4拍目に次のコードのコード構成音の内のルートに一番近いコード構成音を配置します。

研究論文作成日時 2019年1月3日木曜日午前6時13分

関 匡兵 著