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7thコード上のアベイラブルノートスケールの選び方とⅢm7Ⅲフリジアンスケール-Ⅵ7Ⅵディミニッシュスケール-Ⅱm7ⅡドリアンスケールでのⅥディミニッシュスケールに決定した経緯ではなくてⅥディミニッシュスケールは発展したスケールの選び方だった。尚、このコード進行上での最も相性の良いアベイラブルノートスケールはⅥミクソリ

タイトル:7thコード上のアベイラブルノートスケールの選び方とⅢm7/Ⅲフリジアンスケール-Ⅵ7/Ⅵディミニッシュスケール-Ⅱm7/ⅡドリアンスケールでのⅥディミニッシュスケールに決定した経緯ではなくてⅥディミニッシュスケールは発展したスケールの選び方だった。尚、このコード進行上での最も相性の良いアベイラブルノートスケールはⅥミクソリディアン♭13スケールだった。

7thコード上のアベイラブルノートスケールの選び方

解決先のコードのアベイラブルノートスケールの特徴音と共通する音がより多く含まれている7thコードのアベイラブルノートスケールが最も選択されるべきアベイラブルノートスケールになる。

②Ⅲm7/Ⅲフリジアンスケール-Ⅵ7/Ⅵディミニッシュスケール-Ⅱm7/ⅡドリアンスケールでのアベイラブルノートスケールがⅥミクソリディアン♭13スケールに決定した経緯

いくつかの7thコードに使用するアベイラブルノートスケールをⅡドリアンスケールのスケールの音と比較してみたがⅥディミニッシュスケールが5/8音同じでしかもⅡドリアンスケールのM13thを含んでいたのでこのスケールがⅥ7-m7のコード進行の時のⅥ7のアベイラブルノートスケールに最も相応しいアベイラブルノートスケールに決まった。

 

ここからはGm7/m7-C7/7-Fm7/m7で説明致します。

 

Fドリアンスケールの第五音からスタートする、Chmp5↓スケールと同じ導き出し方で出した、Cエオリアンスケールの第3音を、フリジアンスケールからフリジアンドミナントスケールに変える時にm3rdM3rdに変えるように、Cエオリアンスケールの第三音をm3rdからM3rdに変更した。その事によってCエオリアンスケールはCミクソリディアン♭13スケールに呼び名が変わる。

 

Cミクソリディアン♭13スケール

C D E F G A♭ B

Fドリアンスケール

F G A♭ B♭ C D E

 

上記の様に違いはE♭音かE音の違いです。

 

6/7音同じ音なのでもうこれ以上音が同じのスケールはないということになりますのでCミクソリディアン♭13スケールが最も違和感のないアベイラブルノートスケールという事になります。

 

もう一度アベイラブルノートスケールの正しい導き出し方を書きます。

解決先のコードのコードスケールを調としてその調からできるダイアトニックコード7つの内の5つ目のコードのコードスケールの第3音をm3rdから半音上げてM3rdにする。そのスケールが解決するコードの前の7thコードのアベイラブルノートスケールになります。

 

話はもう1段階発展した話になります。

写真2枚を掲載していますが、その写真2枚で3か所今回例題にしておりますGm7/m7-C7/7-Fm7/m7このコード進行があります。

その3か所の内の2か所でC7/7でアベイラブルノートスケールをCディミニッシュスケールにしております。Fドリアンスケールとの共通音は5/8音でした。ですがこのCディミニッシュスケールはFドリアンスケールの最大の特徴音であるM13音のD音を含んでいるのでFドリアンスケールと相性の良いスケールだと云えます。

 

Cディミニッシュスケール

C D E♭ F G A♭ B♭♭ B

Fドリアンスケール

F G A♭ B♭ C D E

 

上記の様にCディミニッシュスケールはM3rdと♭7thを含んでいないスケールなのですがコードと混ぜて使用するスケールになりますのでコードのM3と♭7thが伴奏者によって演奏されているのでコードで表現しないといけないドミナントは表現できていると云えます。

と云う事はどう云う事かというと本当のアベイラブルノートスケールはコードトーンと選択されたアベイラブルノートスケールを足したスケールだと云える。

 

話は変わりますが今回掲載しております写真2枚はジャズライフ201810月号の山中千尋氏のコラム内の楽譜のハービーハンコックの演奏によるAll Of Meの楽譜です。

 

匡兵 せき きょうへい Kyouhei Seki

 

 

ファイル作成日時2018929日土曜日午後2125