<疑問>日付:2018年12月31日月曜日午前10時58分
2小節目の4拍目の裏と3小節目の1拍目の表の音の繋がりをどう捉えるのか?
Answer Introの2小節目の4拍目の裏の主旋律のA♭はIntroの3小節目全体を支配しているC7(♯9)のシンコペーションの旋律だと思っていたのだがその考え方だと2小節目の4拍目の裏のA♭はCコンビネーションオブディミニッシュスケールで見た場合に♭13thとなりCコンビネーションオブディミニッシュスケールには含まれていない音になるのでIntroの3小節目全体を支配しているC7(♯9)のシンコペーションの旋律だと云う捉え方は間違いだと気づく。
従って、正しい捉え方はIntroの2小節目の4拍目のA♭は1小節目の1拍目の表のA♭の旋律を支配しているD♭7(♯9)(コードネーム)のアベイラブルノートスケールのD♭コンビネーションオブディミニッシュスケールの第6音である。そして、D♭7(♯9)から見るとP5thのA♭であると云える。(アヴェイラブルノートスケールから見ると第6音であり、コードから見るとP5thである。)
まとめると、縦線でアヴェイラブルノートスケールが切り替わっている。そして、Introの主旋律はシンコペーションしていない。
<気づき その1>日付:2019年1月1日火曜日午後12時8分
上記の疑問で‘‘まとめると縦線でアヴェイラブルノートスケールが切り替わっている。そして、Introの主旋律はシンコペーションしていない。‘‘と言ったが、それに加えてもうひとつ作曲技法が加わっている事に気づいた。それは3小節目の4拍目の裏のA♭から4小節目の1拍目の表のGに向けてのシングルクロマチックノートアプローチフレーズの下行のフレーズと4小節目の2拍目の裏のA♭から4小節目の3拍目の表のGに向けてのシングルクロマチックノートアプローチフレーズの下行のフレーズと云う作曲技法になっているので3小節目の4拍目の裏のA♭と4小節目の2拍目の裏のA♭はCコンビネーションオブディミニッシュスケールの音ではなくなり上記の<疑問>で言っていた各小節にアヴェイラブルノートスケールが分かれていると云う分析から外れている様に見える。
従って、各小節にアヴェイラブルノートスケールは分かれていると云う分析に加えて新たに上記のシングルクロマチックノートアプローチフレーズの下行のフレーズと云う分析が加わる事になった。
まとめると、3小節目と4小節目の分析は2つの視点が必要になった。1つ目はアヴェイラブルノートスケールはCコンビネーションオブディミニッシュスケールと云う事だ。2つ目はシングルクロマチックノートアプローチフレーズの下行のフレーズの音が2箇所に入っていると云う事だ。
<気づき その2>日付:2019年1月1日火曜日午後13時01分
<気づき その1>で言っていた二つの分析の視点を無視してIntroの主旋律だけを見るとシングルクロマチックノートアプローチフレーズの下行のフレーズでIntroの主旋律がシンコペーションしている様に聴こえる箇所が8箇所有る事に気づいた。
(弱起から1小節目の1拍目の表のA♭までと1小節目の4拍目の♮Aから2小節目の1拍目の表のA♭までと2小節目の4拍目の裏のA♭から3小節目の1拍目の表のGまでと3小節目の4拍目の裏のA♭から4小節目の1拍目の表のGまでと、、、。と沢山((8箇所あります。))あります。)
<To Do>日付:2019年1月1日火曜日午後未明
<気づき その1>と<気づき その2>で言っていた2つの分析の視点を組み合わせて考察するとどうなるのだろうか?
Answer Introの各コードの影響を加味したIntroの主旋律はアプローチノートを使ったフレーズとアヴェイラブルノートスケールによるフレーズの両方を使ったフレーズだ。
参考
Introのコード進行
Intro
|D♭7(♯9)||D♭7(♯9)|C7(♯9)|C7(♯9)|
|D♭7(♯9)||D♭7(♯9)|C7(♯9)|C7(♯9)|
研究論文作成日時:2019年1月1日火曜日午後15時32分
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